創業 明治四十年。

当店は江戸時代の街並みと老舗の商家が残る黒石市中町のこみせ通りにあります。大正天皇が黒石ご訪問の折には、「宮内省御買上げ」の栄光を賜りました。

現在は四代目の松村久美子が代表取締役となり、息子の五代目 定世夫婦と菓子職人の須藤武男とで、創業以来変わらぬ製法で伝統の味を守り続けています。

代表銘菓の「干梅」(ほしうめ)は、梅の果肉と一緒に漬け込んだ青森県産のシソの葉に白餡の牛皮まんじゅうを丁寧に包み、白砂糖をまぶした上品な味です。地元では「めぼしがし」と呼ばれ黒石の銘菓として親しまれており、観光客にはお土産として大変人気があります。

また「こみせ最中」も人気のお菓子です。小豆の入った白餡は塩味がほんのりきいており、時間が経つごとに餡と最中が馴染んで深い味わいとなります。

日本の道100選 中町こみせ通り

当店は黒石市の中町こみせ通りにあります。こみせ通りは、黒石の人気観光スポットでもあり、日本の道100選のにも選ばれた藩政時代からほぼそのままの形で今に残っている木造のアーケードが残る通りです。国の重要文化財に指定されている「高橋家住宅」を中心に造り酒屋、蔵などの民家がならび通りそのものが重要伝統的建造物群保存地区として国に指定されています。

当店の近くには「松の湯交流館」、「津軽こみせ駅」など観光スポットもあり、ゆっくりと探索できる通りです。ご来店の際にはぜひ周辺エリアを探索してみてはいかがでしょうか。

中町こみせ通り

中町こみせ通り

松の湯交流館

松の湯交流館

津軽こみせ駅

津軽こみせ駅